MIDI以降のギターシンセが持つ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 14:23 UTC 版)
「ギターシンセサイザー」の記事における「MIDI以降のギターシンセが持つ問題」の解説
デジタル化以降のギターシンセは動作がステーブルになり、積極的にEGをコントロールすることで、ギターでもピアノのようなタッチで演奏することが可能になったが、反面FVCの動作原理はアナログ時代から変化はなく、周波数が低くなるにつれてセトリングタイムが増大する物理的な問題は解決していない。この遅れを解消するためにピックが弦に接触する際のスクラッチ音を分析するものや、ネック内に、磁気スイッチを仕込んで演奏ポジション情報を得るもの、超音波で演奏ポジション情報を得るものなど、各社とも研究を重ねているが、未だに決定的な製品は現れていない。また、専用音源の場合は比較的反応が速いのだが、MIDI経由で外部音源をコントロールした場合には、さらに遅れが出てしまうようだ。
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