Living_with_joyとは? わかりやすく解説

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Living with joy

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/04 05:53 UTC 版)

『Living with joy』
高橋洋子スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル キティエンタープライズ(KTCR-1401)
プロデュース 高久光雄
高橋洋子 アルバム 年表
BEST PIECES
(1996年)
Living with joy
(1996年)
〜refrain〜 The songs were inspired by "EVANGELION"
(1997年)
EANコード
JAN 4988031014387
『Living with joy』収録のシングル
  1. FLY ME TO THE MOON
    リリース: 1995年10月25日
  2. めぐり逢い
    リリース: 1996年5月25日
  3. 新しいシャツ
    リリース: 1996年10月2日
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Living with joy』(リビング・ウィズ・ジョイ)は、高橋洋子の4枚目のオリジナル・アルバム。1996年10月25日にキティエンタープライズから発売された。

概要

アルバム解説

  • 前作『BEST PIECES』から9ヶ月ぶりに発売された。オリジナルアルバムとしては、『私をみつけて』から1年11ヶ月ぶりである。
  • 新曲3曲、シングル曲2曲、シングル曲兼カバー曲1曲、カバー曲4曲、カバー曲兼アレンジ曲1曲という構成になっている。
  • 収録曲の半分がカバー曲となっている。カバーする楽曲は、声に合うということ、アルバムのテーマに沿っているという2つの基準で決定した[1]
  • キャッチコピーは「愛に溢れたボーカルアルバム」[2]

楽曲解説

  • 1曲目「新しいシャツ」は、大貫妙子の楽曲をカバーしたものである[3]
  • 3曲目「Ooo baby baby」は、アメリカのR&Bグループであるザ・ミラクルズの楽曲に日本語の歌詞をつけてカバーしたものである。
  • 4曲目「Hello winter〜Do space men pass dead souls on their way to the moon?」は、アメリカ人シンガーソングライターのアート・ガーファンクルの楽曲に日本語の歌詞をつけてカバーしたものである[4]。原題は「Feuilles-Oh/Do Space Men Pass Dead Souls On Their Way To The Moon?(木の葉は落ちて/魂は何処へ)」。メドレー形式となっており、「Hello winter」→「Do space men pass dead souls on their way to the moon?」→「Hello winter」という構成になっている。「Hello winter」はハイチの民謡が基になっている。「Do space men pass dead souls on their way to the moon?」は、バッハ作曲の「クリスマス・オラトリオ」の第3部の中の第33曲 コラール「われは御身をひたすらに保ち」が基になっている。クリスマスソングである。
  • 5曲目「つめたい部屋の世界地図」は、井上陽水の楽曲をカバーしたものである[5]
  • 7曲目「めぐり逢い」は、カナダ人作曲家のアンドレ・ギャニオンが作曲したピアノ曲に歌詞をつけたものである[6]
  • 9曲目「シャンプー」は、アン・ルイスの楽曲をカバーしたものである[7][注 1]
  • 10曲目「Snowscape」は、「めぐり逢い」を手掛けたアンドレ・ギャニオンからの提供曲である。クリスマスソングである。
  • 11曲目「Fly me to the moon 〜Night In Indigo Blue Version〜」は、ボーナストラックという扱いになっている[2]。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマのアレンジバージョンである。元々はアルバムに収録される予定は無かったが、全ての楽曲のレコーディングが終わった後に収録されることが決定した[1]。『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマに起用されたバージョンではYOKO TAKAHASHI名義だったが、このバージョンでは実名になっている。オリジナルアーティストはケイ・バラード

収録曲

# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 新しいシャツ 大貫妙子 大貫妙子 森俊之
2. 「Living with joy」 田久保真見 松本俊明 鳥山雄司
3. Ooo baby baby Smokey Robinson
Warren Moore
田久保真見(日本語歌詞)
Smokey Robinson
Warren Moore
森俊之
4. 「Hello winter〜Do space men pass dead souls on their way to the moon?」 並河祥太(Hello winter)
Linda Grossman(Do space men pass dead souls on their way to the moon?)
Traditional(Hello winter)
Johann Sebastian Bach(Do space men pass dead souls on their way to the moon?)
大森俊之
5. 「つめたい部屋の世界地図」 井上陽水 井上陽水 大森俊之
6. ウェンディーの瞳 並河祥太 松本俊明 鳥山雄司
7. めぐり逢い 並河祥太 アンドレ・ギャニオン 大森俊之
8. 「どこかにあるよ」 並河祥太 山崎まさよし 松浦晃久
9. 「シャンプー」 康珍化 山下達郎 森俊之
10. 「Snowscape」 並河祥太 アンドレ・ギャニオン 大森俊之
11. Fly me to the moon 〜Night In Indigo Blue Version〜」 Bart Howard Bart Howard 大森俊之
合計時間:

タイアップ

楽曲 タイアップ
新しいシャツ TBS系『山田邦子のしあわせにしてよ』エンディングテーマ[8]
ウェンディーの瞳 テレビ東京系『情報レストラン』エンディングテーマ[8]
めぐり逢い フジテレビ系テレビドラマ『Age,35 恋しくて』メインテーマ曲[9]
どこかにあるよ 四国電力CMソング[8]
Fly me to the moon 〜Night In Indigo Blue Version〜 テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』イメージソング[10]

参加ミュージシャン

新しいシャツ
キーボード&プログラミング 森俊之
ギター 古川昌義
ベース 細木隆広
マニピュレーション 百々政幸
Living with joy
ギター&プログラミング 鳥山雄司
サックス 山本拓夫
Ooo baby baby
キーボード&プログラミング 森俊之
ギター 古川昌義
マニピュレーション 百々政幸
コーラス たかはしごう
op Jobete Music Co. Inc.
Hello winter〜Do space men pass dead souls on their way to the moon?
キーボード&プログラミング 大森俊之
ギター&マンドリン 古川昌義
op De Shufflin Inc.
つめたい部屋の世界地図
キーボード&プログラミング 大森俊之
ギター 古川昌義
キーボード 倉田信雄
ウェンディーの瞳
ギター&プログラミング 鳥山雄司
めぐり逢い
キーボード 倉田信雄
プログラミング 大森俊之
ストリングス 篠崎正嗣グループ
op Les Editions Musicales A.G.M. Ltee
どこかにあるよ
キーボード 松浦晃久
ギター 今剛
ベース 河合徹三
パーカッション 帆足哲昭
シャンプー
キーボード&プログラミング 森俊之
ギター 古川昌義
ベース 細木隆広
マニピュレーション 百々政幸
Snowscape
ピアノ 倉田信雄
ハープ 朝川朋之
プログラミング 大森俊之
ストリングス 岡本エリグループ
Fly me to the moon 〜Night In Indigo Blue Version〜
キーボード&プログラミング 大森俊之
op Hampshire House

スタッフクレジット

Director 高橋良一
Recording & Mixing Engineer 中越道夫(Superb)
Recording Engineer 田中信一(Superb)、富田慎一
Recording Studio Key-Stone Studio, On Air Azabu Studio, Sound Valley, Peninsula,Sound Sky Studio, 鳥山 Studio, PH Sound Studio
Mixing Studio Onkio Haus
Design 塚本佳哉樹
Photograph 石黒美穂子
Styling 篠あゆみ
Hair & Make up 嵯峨敬子
Production Administration 岩崎直子
Artist Manager 品田恵子(Stuff Gang)
A&R 古米浩平
Supervisor 片桐たかし(Stuff Gang)
Executive Producer 高久光雄(キティエンタープライズ)

脚注

注釈

  1. ^ このアルバムの帯では「山下達郎の楽曲」と紹介されている。

出典

  1. ^ a b 月刊ニュータイプ』 1996年12月号、角川書店、1996年11月、194頁。 
  2. ^ a b このアルバムの帯より(2024年9月17日閲覧)。
  3. ^ ROMANTIQUE - 大貫妙子”. ORICON NEWS. 2023年5月7日閲覧。
  4. ^ 天使の歌声- アート・ガーファンクル”. ORICON NEWS. 2023年5月7日閲覧。
  5. ^ 陽水II センチメンタル - 井上陽水”. ORICON NEWS. 2023年5月7日閲覧。
  6. ^ ベストアルバム『YOKO SINGS FOREVER』のブックレットの曲紹介より。
  7. ^ ピンク・キャット - アン・ルイス”. ORICON NEWS. 2023年5月7日閲覧。
  8. ^ a b c YOKO TAKAHASI - New CDs”. ポリグラム. 1997年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月7日閲覧。
  9. ^ めぐり逢い - 高橋洋子”. ORICON NEWS. 2023年5月7日閲覧。
  10. ^ ベストアルバム『BEST PIECES II』より。

「Living with joy」の例文・使い方・用例・文例

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