Large Main Monitors
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 09:30 UTC 版)
「GENELEC」の記事における「Large Main Monitors」の解説
レコーディング・スタジオなどのコントロール・ルームにおけるモニタリングを前提とした大型で大音圧モニタリングが可能なシステムとして構成されている。1980年代後半以降、日本国内のレコーディング・スタジオ、放送局、映画関係のスタジオなどへ導入された1035A含むラージ・モニターに分類されるシリーズ。コントロール・ルームに設置される場合で壁面へマウントする際には、壁全体をバッフル面として利用される。 1025A (1983-1986) 4 ウェイ 5 スピーカーのシステム。3チャンネルのパワー・アンプ (19インチ・ラック・マウント) で構成されたラージ・スピーカー。450リットルのエンクロージャー容積を持ち、対応できるコントロール・ルームの容積は100m2まで。スーパー・トゥイーター 21mm ソフト・ドーム型x1、トゥイーター 28mm ソフト・ドーム型x1、スコーカー 80mm コーン型x1、ウーファー 385mm コーン型 x2、トレブル 360w・ミッド 360w・バス 2x250w、クロスオーバー 400Hz/3.3kHz/7kHz、周波数特性 28Hz〜20kHz、最大音圧 = 122 dB SPL @ 1m 1025B (1986-1989) 3 ウェイ 4 スピーカーのシステム。3チャンネルのパワー・アンプ (19インチ・ラック・マウント) で構成されたラージ・スピーカー。トゥイーター 38mm ソフト・ドーム型x1、スコーカー 80mm コーン型x1、ウーファー 385mm コーン型 x2、トレブル 180w・ミッド 300w・バス 2x260w、クロスオーバー 500Hz/3.5kHz、周波数特性 28Hz〜20kHz、最大音圧 = 121 dB SPL @ 1m 1033A (1990-1999) 3 ウェイ 4 スピーカーのシステム。3チャンネルのパワー・アンプ (19インチ・ラック・マウント) で構成されたラージ・スピーカー。中規模のコントロール・ルーム用に設計されていて、音楽系スタジオ、テレビ局、放送局、マスタリング・ルーム、カッティング・ルームなどで使用する事を想定された仕様になっている。トゥイーター 25mm ソフト・ドーム型x1、スコーカー 120mm コーン型x1、ウーファー 250mm コーン型 x2、トレブル 2x270w・ミッド 2x270w・バス 2x500w、クロスオーバー 410Hz/3.5kHz、最大音圧 = 118 dB SPL @ 1m 1034A (1989-1999) 3 ウェイ 4 スピーカーのシステム。3チャンネルのパワー・アンプ (19インチ・ラック・マウント) で構成されたラージ・スピーカー。大規模なコントロール・ルームでの大音量モニタリングが可能になっているモデル。トゥイーター 25.4mm スロート・コンプレッション型x1、スコーカー 120mm コーン型x1、ウーファー 300mm コーン型 x2、トレブル 2x300w・ミッド 2x300w・バス 2x600w、クロスオーバー 400Hz/3.5kHz、周波数特性 35Hz〜22kHz、最大音圧 = 121 dB SPL @ 1m 1035A (1989-1994) 3 ウェイ 5 スピーカーのシステム。3チャンネルのパワー・アンプ (19インチ・ラック・マウント) で構成されたラージ・スピーカー。1990年代に入り、千駄ヶ谷にあるビクター青山スタジオや環状8号線沿いの千歳台にあるウエスト・サイド・スタジオなどを始めとして、日本国内のレコーディング・スタジオやテレビ局のスタジオなどへ導入されている機種であり、現在もなお現役で使用され続けている機種でもある。トゥイーター 25.4mm スロート・コンプレッション型x1、スコーカー 120mm コーン型 x2、ウーファー 385mm コーン型 x2、トレブル 300w・ミッド 600w・バス 2x1100w、クロスオーバー 400Hz/3.5kHz、周波数特性 30Hz〜22kHz、最大音圧 = 136 dB SPL @ 1m 1034BC 1034B 1039A 1035B 1036A
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