LabVIEWとは? わかりやすく解説

LabVIEW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 09:58 UTC 版)

LabVIEW
開発元 ナショナルインスツルメンツ
最新版
LabVIEW 2023 Q3 / 2023年7月18日 (34日前) (2023-07-18)
最新評価版
LabVIEW 2023 Q3 Beta / 2023年4月14日 (4か月前) (2023-04-14)
対応OS Windows / macOS / Linux
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 ビジュアルプログラミング言語 データフロー言語
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト LabVIEW 製品ページ
テンプレートを表示
LabVIEW NXG
開発元 ナショナルインスツルメンツ
最新版
LabVIEW NXG 5.1 / 2021年1月8日 (2年前) (2021-01-08)
対応OS Windows / macOS / Linux
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 ビジュアルプログラミング言語 データフロー言語
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト LabVIEW 製品ページ
テンプレートを表示

LabVIEWグラフィック型言語によってプログラミングすることのできる開発環境であり、主に計測用に用いられる。Laboratory Virtual Instrumentation Engineering Workbenchを略したもの。

LabVIEW では、通常の言語でいう関数にあたるVI(Virtual Instruments)を表すアイコンをウィンドウ平面上に配置し、VIとVIの間を配線することによってデータフローを表す。for文if文などのプログラム構造は長方形の枠を描画して構成する。このように作成されたプログラムは、単独で実行させることも、新たなVIとして他のプログラム上で再利用することも可能である。

各 VI の実行順序はデータフローによって決定される。すなわち、各 VI を実行するために必要な入力データがそろった時点で実行される。互いに依存しないデータフローがあり、かつ、それが適切である場合、LabVIEW 実行システムは、それらのデータフローを個別のスレッドで実行しようとする。たとえば、データを共有しない 2 つの While ループがある場合、それらのループは別個のスレッドで実行される。マルチコア CPU 上で動作する Windows XP や Vista は複数スレッドが渡された際に、各スレッドを別々のコアで実行しようとするので、各 While ループが別個のコアで実行されることが期待できる。

LabVIEW は、機能や入出力関係、データフローが直感的に把握できる点でテキスト型言語に対し優れている。また、データフローによって自動的に並列処理が実行されることも、大きな違いである。一方、静的型付けする言語であるため、実行時に型が決定するようなコードを記述することは難しい。また、開発環境と実行システムが分離できないため、C 言語などのようなマクロ定義ができない。

関連項目

脚注

  1. ^ NI LabVIEWコンパイラの内部” (2020年3月10日). 2023年8月21日閲覧。

外部リンク


LabVIEW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 09:11 UTC 版)

ユニットテスト・フレームワーク一覧」の記事における「LabVIEW」の解説

記事参照 LabVIEW 名前xUnitウェブサイト備考LabVIEW Unit Test Framework No LabVIEWのVI向けテスト・ハーネスを自動生成VI Tester Yes xUnitフレームワークのLabVIEWネイティブオブジェクト指向実装ユニット・テストはLabVIEWのVIとして記述

※この「LabVIEW」の解説は、「ユニットテスト・フレームワーク一覧」の解説の一部です。
「LabVIEW」を含む「ユニットテスト・フレームワーク一覧」の記事については、「ユニットテスト・フレームワーク一覧」の概要を参照ください。

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