Kindle書籍の売上状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 17:43 UTC 版)
「Amazon.co.jp」の記事における「Kindle書籍の売上状況」の解説
2013年7月4日に開催された「第17回国際電子出版EXPO」において、Kindle書籍(電子書籍)の売上状況が報告された。アマゾンジャパンディレクターの友田雄介によると、 集英社のマンガ『アド・アストラ』第3巻のKindle版発売は紙版の92日後、第4巻は紙版とKindle版が同時発売され、売上は第3巻の紙版100に対しKindle版は39であったが、4巻は紙版128に対しKindle版は331となった。 また、2013年7月12日に開催された「製・配・販連携協議会 総会/フォーラム」において、Kindle書籍の売上状況が報告された。アマゾンジャパン代表取締役社長のジャスパー・チャンによると、 講談社のマンガ『グラゼニ』第8巻の紙版(590円)は2012年11月22日に発売されたが、Kindle版(525円)の発売は43日後の1月4日だった。電子版発売により、紙の売上が落ちるカニバリゼーション(共食い)が起こることを懸念しての措置であったが、発売後7日間の紙版の売上100に対しKindle版の売上(販売冊数)比が23であったことから、「グラゼニ」第9巻では紙版(590円)とKindle版(525円)を2013年2月22日に同時発売したところ、発売後7日間における売上は第8巻を100とした場合、第9巻の紙版は112、Kindle版は106となり、合計で第8巻の1.8倍も売れたという。 両方とも、Kindle書籍の価格はAmazonではなく出版社による設定である。
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