ケプラー174とは? わかりやすく解説

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ケプラー174

(Kepler-174 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 21:45 UTC 版)

ケプラー174
Kepler-174
星座 こと座[1]
見かけの等級 (mv) 14.2858 (Gaia)[2]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  19h 09m 45.4027063681s[2]
赤緯 (Dec, δ) +43° 49′ 55.498919588″[2]
固有運動 (μ) 赤経: -38.961 ミリ秒/[2]
赤緯: -18.086 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π) 2.5702 ± 0.0180ミリ秒[2]
(誤差0.7%)
距離 1269 ± 9 光年[注 1]
(389 ± 3 パーセク[注 1]
物理的性質
半径 0.622 ± 0.032 R[3]
質量 0.67 ± 0.13 M[4]
表面重力 49 G[3][注 2]
スペクトル分類 K[5]
表面温度 4,880 ±126 K[3]
金属量[Fe/H] -0.43[3]
他のカタログでの名称
KOI-518, KIC 8017703, 2MASS J19094540+4349555[2]
Template (ノート 解説) ■Project
大きさの比較
太陽 ケプラー174


ケプラー174英語: Kepler-174)は、地球から見てこと座の方向に、およそ1,270光年離れた位置にあるK型の恒星である[2][5]質量半径は共に、太陽の3分の2程度である。2014年ケプラー宇宙望遠鏡の観測データから、3つの太陽系外惑星が発見された。

惑星系

ケプラーチームは、ケプラーが検出した未確定の惑星候補の中で、複数の惑星を持つ系を重点的に、惑星である蓋然性を検証し、多くの系外惑星を確定させている。ケプラー174の3つの惑星も、その中で確定したもので、母星に近いものからケプラー174b、ケプラー174c、ケプラー174dと名付けられている[3]。このうちケプラー174dは、ケプラー174のハビタブルゾーン内に収まっており、生命が存在するのに適した環境である可能性がある[5]

ケプラー174の惑星[3]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 0.1 13.98179 1.96 R
c 0.214 44.000529 1.49 R
d 0.677 247.35373 2.19 R

脚注

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 出典での表記は、 19h 09m 45.4027063681s, +43° 49′ 55.498919588″




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