KDDIへの吸収合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 05:14 UTC 版)
KDDIがツーカーを同じ移動体通信子会社だったPHSのDDIポケット(のちウィルコム→ワイモバイル)のように他社へ売却するか、本体へ統合するか検討している中で、意思決定の迅速化のため2005年3月25日付でツーカー3社はKDDIによる株式交換で完全子会社化された。 完全子会社化後は、携帯電話電話番号ポータビリティ(MNP)導入によりKDDIから他陣営へ顧客流出することの抑止と、ローミング先のボーダフォンジャパン(当時)における将来の3G移行を控え、ツーカー(PDC携帯電話)使用者のau携帯電話への移行により全国サービスの継続を図った。 2005年10月1日にツーカー3社がKDDIにより吸収合併され、ツーカー携帯電話はau携帯電話に順次移行していくことになり、「Tu-Ka by KDDI」(コーポレートイメージカラーは青のCIロゴの入った黄色)というブランド名が与えられ、これに伴い端末の新規開発・基地局の新規設置も打ち切られた。
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