JUST COMMUNICATIONとは? わかりやすく解説

JUST COMMUNICATION

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 14:23 UTC 版)

「JUST COMMUNICATION」
TWO-MIXシングル
初出アルバム『BPM 132
B面 SECOND IMPRESSION
リリース
規格 8cmCD
ジャンル J-POP
シンセポップ
テクノ[1]
ハウス[1]
アニメソング
時間
レーベル キングレコード / KMW
スターチャイルド
作詞・作曲 TWO-MIX[注釈 1]
プロデュース TWO-MIX
チャート最高順位
  • 23位オリコン
  • 登場回数17回(オリコン)
  • 1995年度年間117位(オリコン)
  • 1995年度年間1位ドリカン
TWO-MIX シングル 年表
JUST COMMUNICATION
(1995年)
RHYTHM EMOTION
(1995年)
OP映像
「JUST COMMUNICATION」 - YouTube
ノンクレジットOP映像
「JUST COMMUNICATION」 - YouTube
Lyric Video
「JUST COMMUNICATION」 - YouTube
BPM 132 収録曲
JUST COMMUNICATION
(1)
GOOD DANCE!!
(2)


I LOVE YOU
(8)
SECOND IMPRESSION
(9)
YOU CAN DO IT
(10)
BPM "BEST FILES" 収録曲
WHITE REFLECTION
(1)
JUST COMMUNICATION
(2)
RHYTHM EMOTION
(3)
テンプレートを表示

JUST COMMUNICATION」(ジャスト・コミュニケーション)は、TWO-MIXの楽曲。同グループ1枚目のシングルとして1995年4月29日にキングレコードから発売された。

概要

表題曲は、テレビ朝日系アニメ『新機動戦記ガンダムW』の前期オープニングテーマに起用された[2]

作詞・作曲のクレジットがTWO-MIX名義のため表記はないが、3枚目のシングル「T・R・Y -RETURN TO YOURSELF-」同様、馬飼野康二が作曲した作品である。

制作

『ガンダムW』の主題歌に起用された経緯は、1994年の冬にTWO-MIXの前身であるES CONNEXIONが活動を終了し、ES CONNEXIONの楽曲も含めたデモ楽曲永野椎菜高山みなみの2人で年末に作成したところ、それを聴いた馬飼野康二が「一緒にデモ楽曲を作ろう」と声を掛け、デモ楽曲を追加して3人でスタジオワークを始め[3]、数多くのデモ楽曲の中から『ガンダムW』のスタッフが「JUST COMMUNICATION」を主題歌に決定して直接オファーが来たという[4]。その後、楽曲が完成するまで約2ヵ月かかったという[5]

ジャケットデザイン

デビュー当時は、所属していた「イズムアーティスト」の方針で「ヴァーチャルアーティスト」という触れ込みで売り出ていたため、CDジャケットやライナーノーツには本人達の写真は加工されていたり、判別しにくいサイズで掲載されているが、本作ではジャケットの裏面に高山みなみ永野椎菜の顔写真がはっきりと写されており、TWO-MIXのロゴの下面に『MINAMI TAKAYAMA & SHIINA NAGANO』と記載されている。これは、ジャケット撮影の後に行われた記念写真のスナップが間違って使われたもの[6]。永野はデザイン会社へ抗議したものの、当時デザイン会社内で人間関係のトラブルがあり、永野もとばっちりで嫌がらせを受けたため[7]、毎回意味不明の写真が使われた。この状態が3rdシングルの「T・R・Y -RETURN TO YOURSELF-」まで続いたという。本作以降のシングルで、本人らの顔写真がはっきり写されている作品は11枚目のシングル「BEAT OF DESTINY」からである。

チャート成績

オリコンチャートの最高位は23位だが、『ガンダムW』のヒットにより累積売上26.4万枚の売り上げを記録した[8]。オリコンチャートに20位以内に入らなかったのは、リピート注文枚数を毎回2万5000枚と決められていたためである[9]

記録

2019年3月1日に、ソニー・ミュージックエンタテインメントのアニメソング人気投票キャンペーン「平成アニソン大賞」において声優ソング賞(1989年 - 1999年)に選出された[10]

収録曲

全作詞: 永野椎菜[注釈 1]、全編曲: TWO-MIX
#タイトル作詞作曲時間
1.JUST COMMUNICATION永野椎菜[注釈 1]馬飼野康二[注釈 1]
2.SECOND IMPRESSION永野椎菜[注釈 1]高山みなみ[注釈 1]
3.JUST COMMUNICATION(Original Karaoke)永野椎菜[注釈 1]  
4.SECOND IMPRESSION(Original Karaoke)永野椎菜[注釈 1]  

リリース履歴

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1995年4月29日 キングレコード / KMW
スターチャイルド
8cmCD KIDA-99 23位

収録作品

曲名 バージョン 収録アルバム 発売日 備考
JUST COMMUNICATION Original BPM 132 1995年4月29日
BPM "BEST FILES" 1997年3月13日
SUPER BEST FILES 1995〜1998 1998年12月21日
20010101 2001年1月1日
TWO-MIX COLLECTION BOX 〜Categorhythm〜 2002年11月20日
TWO-MIX パーフェクト・ベスト 2011年6月8日
TWO-MIX 25th Anniversary ALL TIME BEST 2021年2月10日
Second Variation '96 TWO→(RE)MIX 1996年3月23日 同アレンジのInstrumentalを含む
『20010101』 2001年1月1日
Melody Box Edit 『TWO→(RE)MIX』 1996年3月23日
Groove That Soul Mix BPM "DANCE∞" 1997年3月26日 Remix: DJ TURBO (GTS)
『20010101』 2001年1月1日
International BPM CUBE 2000年8月9日 English ver.
『TWO-MIX COLLECTION BOX 〜Categorhythm〜』 2002年11月20日
Domestic 『BPM CUBE』 2000年8月9日 Japanese ver.
SECOND IMPRESSION Original 『BPM 132』 1995年4月29日

カバー

曲名 アーティスト 収録アルバム 発売日 備考
JUST COMMUNICATION Sachi&Nao 『スーパーロボット大戦F完結編 ヴォーカル&アレンジコレクション GOLD』 1998年6月17日
石田燿子 『パラパラMAX~THE POWER OF NEW ANIMATION SONGS~』 2000年09月22日 カバーアルバム
小林沙苗 『BPM151Tactix』 2008年7月7日
栗林みな実 ガンダムトリビュート from Lantis 2009年12月9日 トリビュートアルバム
日笠陽子 『Glamorous Live』 2014年4月16日 ライブBlu-ray & DVD
玉置成実 NT GUNDAM COVER 2014年6月25日 カバーアルバム
佐咲紗花 SAYAKAVER. 2015年3月25日
Peaky P-key[メンバー 1] D4DJ Groovy Mix カバートラックス vol.1[11] 2021年1月20日
angela 『TWO-MIX Tribute Album "Crysta-Rhythm"』[12] 2022年7月27日 TWO-MIXのトリビュート・アルバム
椎名へきる HARMONY STAR 2024年5月8日 セルフカバーアルバム。ボーナス・トラックとして収録
JUST COMMUNICATION / with 猪野秀史 森口博子 GUNDAM SONG COVERS 2019年8月7日 カバーアルバム

脚注

ユニットメンバー

  1. ^ 山手響子(愛美)、犬寄しのぶ(高木美佑)、笹子・ジェニファー・由香(小泉萌香)、清水絵空(倉知玲鳳

注釈

  1. ^ a b c d 当時所属していた「イズムアーティスト」の方針で「ヴァーチャルアーティスト」という触れ込みで売り出し、所属メンバーの名前をセールスポイントにすることを敢えて避けたという経緯があるため、作詞・作曲のクレジットがTWO-MIXとなっている。

出典





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