JS39
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/02 04:27 UTC 版)
開幕前にチームオーナーがギ・リジェからシリル・ド・ルーブルへ交代。エンジンはルノー RS5 3.5リッター V10を搭載し、ジタンがスポンサードした。ドライバーは以前にブラバムでもチームメイト同士だったマーティン・ブランドルとマーク・ブランデルというイギリス人コンビを起用した。 チャンピオンチームであるウィリアムズと同スペックのルノーエンジンを搭載して2年目となり、開幕戦南アフリカGPでは幸先よくブランデルが3位表彰台を獲得。リジェとしては1986年アメリカGP以来の表彰台となった。その後もサンマリノGP(ブランドル)、ドイツGP(ブランデル)の3位入賞などでシーズン獲得ポイントは23、コンストラクターズランキングは5位という好成績を収めた。 なお、日本GPでは日本国内でのジタンタバコの販売開始を記念して、ブランドルのマシンのみ迷彩模様のようなアートカラーリングで走行した。デザインはイタリアの漫画家ウーゴ・プラット (Hugo Pratt) が手掛けた。当時は1台のみスペシャルカラーリングを施すこともできたが、1999年以降は(特例は除いて)同一チームのマシンは同じカラーリングで走行することが義務付けられている。
※この「JS39」の解説は、「リジェ・JS39」の解説の一部です。
「JS39」を含む「リジェ・JS39」の記事については、「リジェ・JS39」の概要を参照ください。
- JS39のページへのリンク