JS39B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/02 04:27 UTC 版)
新オーナーの逮捕などでチームの内情が混乱し、1994年は前年の改良型JS39Bが投入された。エンジンはルノー RS6 3.5リッター V10を搭載し、メインスポンサーはジタンであった。 シーズン中にはベネトンチーム代表のフラビオ・ブリアトーレによって買収され、翌年からベネトンにルノーエンジンを譲り渡すことが決まった。ドライバー選考もベネトンの影響を受け、破産寸前のロータスからジョニー・ハーバートを買い取ると、それまでのレギュラーだったエリック・ベルナールをロータスへ放出。ハーバートがベネトンに招聘されると、テストドライバーのフランク・ラゴルスにシートを与えた。 新人のオリビエ・パニスは安定した成績を残し、ドイツGPで2位初表彰台を獲得した。このレースではベルナールも3位に入り、ダブル表彰台だった。シーズン獲得ポイントは13にとどまり、コンストラクターズランキングは6位となった。
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