JICAとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 22:36 UTC 版)
「Kamado Jiko」の記事における「JICAとの関係」の解説
JICAは日本の政府開発援助の実施機関であり、岸田が1991年からボランティア(1993年からは短期専門家)として参加していた「人口教育促進プロジェクト」は教材やビラを配りビデオを見せて人口抑制策教育を普及するというのが目標であったが住民はテレビ自体が珍しく絵が動くと集まりはするものの、内容には全く関心を示さなかった。子どもの死亡率が高いのでたくさん産もうとする状況のまま産児制限をするように言っても効果は期待できず子供の死亡率を下げ なければ出生率は下がらないと考えた岸田は Kamado Jiko による保健衛生改善を進めた。 その後、1994年からはJICAの「コミュニティ開発」そして2000年からは「地域住民生活改善指導」の専門家として、かまど・太陽熱利用・薬草を利用して保健衛生に貢献し、2002年にはJICAの専門家としてソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞を受賞しているが、JICAは女性を1人で派遣する事は危険が伴うとして原則行なっておらず、地域に溶け込んで活動する岸田は特殊な存在だった。 JICAは特定のかまどだけを奨励しているわけではなく、協力隊員が現地の状況に合わせ別のかまどを製作したり、Kamado Jiko に似た仕組みのかまどを製作する事もあり役立つ物なら何でも利用する。
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