JICAでの貢献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 01:15 UTC 版)
武村は50代の頃に調査で訪れたコンゴ共和国やチュニジアで、マラリアやコレラに苦しむ子供をみて「衝撃を受けた」という。武村は退職後、1999年から7年にわたり国際協力機構によってケニアに赴いた。現地では、アフリカの中等教育、特に理数系の教育者育成に携わり、1万5000人の理科教師を育てた。 2013年、日本理科教育学会の推薦により、「子どもと教師に対する科学知識の理解増進」の業績で、文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)を受賞。さらに2014年には、アフリカでの功績を認められ、日本援助を受けて拡張されたアフリカ理数科・技術教育センターの図書館が「タケムラ・ライブラリー」と命名された。
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