IDictionaryEnumerator.Entry プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

IDictionaryEnumerator.Entry プロパティ

現在のディクショナリ エントリのキーと値の両方を取得します。

名前空間: System.Collections
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

ReadOnly Property Entry As
 DictionaryEntry

Visual Basic (使用法)

Dim instance As IDictionaryEnumerator
Dim value As DictionaryEntry

value = instance.Entry

C#

DictionaryEntry Entry { get; }

C++

property DictionaryEntry Entry {
    DictionaryEntry get ();
}

J#

/** @property */
DictionaryEntry get_Entry ()

JScript

function get Entry () : DictionaryEntry

プロパティ値
現在のディクショナリ エントリのキーと値の両方を格納している DictionaryEntry。

例外

例外の種類	条件
InvalidOperationException	IDictionaryEnumerator が、ディクショナリの最初のエントリの前、または最後のエントリの後に位置しています。

解説

列挙子を作成した後や Reset メソッドを呼び出した後に、コレクションの最初の要素に列挙子を進めるためには、Entry プロパティの値を読み取る前に MoveNext メソッドを呼び出す必要があります。そうしない場合、Entry は未定義になります。

MoveNext への最後の呼び出しで、コレクションの末尾を示す false が返された場合、Entry は例外もスローします。

Entry は列挙子の位置を移動しません。そのため、Entry を連続して呼び出した場合、MoveNext または Reset が呼び出されるまでは同じオブジェクトが返されます。

実装時の注意 IEnumerator から継承された Current プロパティは、Object を返します。これは、ボックス化された DictionaryEntry であり、Entry プロパティの戻り値に似ています。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
IDictionaryEnumerator インターフェイス
IDictionaryEnumerator メンバ
System.Collections 名前空間
Reset
MoveNext
Key
Value