IDC Japan社による定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 17:37 UTC 版)
「デジタルトランスフォーメーション」の記事における「IDC Japan社による定義」の解説
2016年にIT専門調査会社のIDC Japanは、デジタルトランスフォーメーションを定義している。 企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンス(経験、体験)の変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること また、ITプラットフォームの概念を用いて説明している。 第1プラットフォーム:メインフレーム/端末システム 第2プラットフォーム:クライアント/サーバーシステム 第3プラットフォーム:クラウド・ビッグデータ/アナリティクス・ソーシャル技術・モビリティー そして、これに投資することは2017年以降5年間のIT市場における成長の大部分を占め、ITサプライヤーの優先事項になると予測している。なお、この定義は経済産業省のDX推進のためのガイドラインでも引用されている。
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