ICH2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 17:10 UTC 版)
「I/O コントローラー・ハブ」の記事における「ICH2」の解説
2000年に、インテルはi820MCHでの重大な挫折に苦しんでいた。消費者は高価なRDRAMへの出費を行おうとせず、安価なi810チップセット搭載マザーボードを購入したり、競合他社製チップセット使用品へ移ったりした。PC133 SDRAMのためのMCHが急いで開発され、ICH2とでi815チップセットを構成し、ミドルクラスのマザーボードにおけるインテルのシェアを回復した。 ICH1と新しいICH2(360ピン)は、815MCHと共に使用される。ファストイーサネットチップ(Intel 82559)はサウスブリッジに統合されたが、外部のPHYチップに依存していた。これらをライザーカードとして使用する為にICHではAMRがサポートされたが、ICH2以降ではAMRを発展させたCNRに置き換えられている。 以前のICHに比べて、パラレルATAインタフェースはATA/66からATA/100に性能向上し、USBポートの数は2倍の4となった。サウンドインタフェースは6チャネルとなった。 モバイル向けのICH2-Mも存在した。 このモデルには以下の種類が存在した。 82801BA (ICH2) 82801BAM (ICH2-M) モバイル向け
※この「ICH2」の解説は、「I/O コントローラー・ハブ」の解説の一部です。
「ICH2」を含む「I/O コントローラー・ハブ」の記事については、「I/O コントローラー・ハブ」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からICH2を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からICH2を検索
- ICH2のページへのリンク