ICH8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 17:10 UTC 版)
「I/O コントローラー・ハブ」の記事における「ICH8」の解説
ICH8はいくつかのバージョンで提供され、965クラスのMCHチップと共に使用される。モバイル向け以外のICH8は従来のPATAインタフェースを持たず、一つのAC97しか持たない。実際には、ほとんどのマザーボードメーカーは、JMicronやマーベルによるチップを追加し、PATA接続をサポートしている。 ICHは、ICH8 eSATAとギガビットイーサーネット(以前はMCHに収められていた)を制御した(ただしeSATAはデスクトップ版のみ)。基本モデルは4つのSATA 2.0ポートだけをサポートしている。またモバイル向け製品でもSATA 3 Gbpsをサポートするようになった。 他のチップと同じく、ICH8R (RAID)は6台のSATAデバイスを接続することが出来る。さらにICH8DH(ディジタルホーム)はクイックリジュームが可能でP965MCHやG965MCHと合わせてIntel Viiv適合システムで使用される。 ICH8DO(ディジタルオフィス)はQ965MCHに対応し、これらを合わせることでIntel vProに対応する。 このモデルには次の種類がある: 82801HB (ICH8) 基本モデル 82801HR (ICH8R) RAID 82801HDH (ICH8DH) ディジタルホーム 82801HDO (ICH8DO) ディジタルオフィス 82801HBM (ICH8M) モバイル向け基本モデル 82801HEM (ICH8M-E) モバイル向け拡張モデル
※この「ICH8」の解説は、「I/O コントローラー・ハブ」の解説の一部です。
「ICH8」を含む「I/O コントローラー・ハブ」の記事については、「I/O コントローラー・ハブ」の概要を参照ください。
- ICH8のページへのリンク