Holtek
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 13:50 UTC 版)
「PIC (コントローラ)」の記事における「Holtek」の解説
Holtekは多種のPICライクなマイクロコントローラーを発表しており、HT37、HT4x、HT56、HT6x、HT82、HT95ファミリーなどである。14ビットのミッドレンジのPICマイクロコントローラーに似ているが、正確なクローンではない。ステータスレジスタは算術的なオーバーフローフラグを持ち、いくつかの追加命令を含み、2ポインタを使用する非直接的なレジスタを含む。 3種類の命令幅がある: 14ビット命令セット、11ビットROMアドレス(2Kx14ビット)および7ビットRAMアドレス 15ビット命令セット、12ビットROMアドレス(4Kx15ビット)および8ビットRAMアドレス 16ビット命令セット、13ビットROMアドレス(8Kx16ビット)および8ビットRAMアドレス。いくつかの拡張ROMおよびRAMをバンクとして利用できる 基本的な14-bit PIC命令セットにない命令は: キャリーを足したり引いたりする命令 キャリーを無視して右や左にビットローテート 0かどうかテストしてスキップする(インクリメントやデクリメントを伴わない) すべてのビットを1にする(CLR命令が全てを0にするように) ROMからテーブル読み込み CLRWDT1およびCLRWDT2命令はウォッチドッグタイマーをリセットするために使われる。 オリジナルのPICとの特筆すべき差異: 引き算はアキュムレータから引かれる TRIS/OPTION命令がない。全てのレジスタはアドレスを持つ ソフトウェアはすべてのサブルーチンスタックを利用できる。スタックがいっぱいのときに割り込みはマスクされ、その関数が抜けるときに初めて実行される
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