Heaven 17とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Heaven 17の意味・解説 

ヘヴン17

(Heaven 17 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 15:57 UTC 版)

ヘヴン17
Heaven 17
ヘヴン17(2014年)
基本情報
出身地 イングランド シェフィールド
ジャンル ニュー・ウェイヴシンセポップエレクトロニカ
活動期間 1980年 -
レーベル EMIヴァージンソニーBMG
共同作業者 ヒューマン・リーグ、B.E.F.
公式サイト heaven17.com
メンバー マーティン・ウェアー
グレン・グレゴリー
旧メンバー イアン・クレイグ・マーシュ

ヘヴン17[1]Heaven 17)は、1980年代初頭にイギリスで結成されたシンセポップバンド

ヒューマン・リーグを脱退したマーティン・ウェアーとイアン・クレイグ・マーシュが、並行して活動していたB.E.F.(British Electric Foundation)プロジェクトでボーカルを務めたグレン・グレゴリーを誘い結成した。名前の由来は、小説『時計じかけのオレンジ』の一節から取られている。「Temptation」(1983年)などのヒット曲を持つ。

1988年に解散しているが、1996年に活動を再開している。

活動主体はB.E.F.で、ヘヴン17はその中でグレゴリーというボーカリストを得て自分たちの音楽を表現する際に使う名称、という意味合いのことがウェアーなどから述べられたこともある。B.E.F.との活動境界は比較的曖昧で、上記のようにB.E.F.にグレゴリーが参加することもあり、その場合はB.E.F.のゲストという立場を取る。

特に初期のヘヴン17に於いて、B.E.F.はグループのプロデューサーとしての立場も担う。プロデューサー・チームとしてのB.E.F.はティナ・ターナーの復帰シングル「Let's Stay Together」(1983年)や、ソロ・デビュー当時のテレンス・トレント・ダービー、実質グリーン・ガートサイドのソロ・プロジェクトとなったスクリッティ・ポリッティ(及びグリーンのソロも含む)などをプロデュースしたことでも知られるほか、B.E.F.名義で多くのゲストシンガーを用いてカヴァー・アルバムをリリースしたことが3度(1982年、1991年、2013年)ある。

サウンドは、いわゆるシンセポップが主体だが、ギター、エレキベース、(打ち込みでない)ドラム、(シンセサイザーで代用しない)ブラス・セクションなども(特に活動後期になるに従って)用いることがあり、ロック的アプローチを取ることもある。

メンバー

通常、ヘヴン17という名称は、以下の3人のユニットとしてとらえられる。

  • マーティン・ウェアー
  • イアン・クレイグ・マーシュ
  • グレン・グレゴリー

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『ペントハウス・アンド・ペイヴメント』 - Penthouse and Pavement (1981年)
  • 『ザ・ラクシャリー・ギャップ』 - The Luxury Gap (1983年)
  • 『薔薇のダンディズム』 - How Men Are (1984年)
  • 『プレジャー・ワン』 - Pleasure One (1986年)
  • 『テディ・ベア、デューク、サイコ』 - Teddy Bear, Duke & Psycho (1988年)
  • 『ビガー・ザン・アメリカ』 - Bigger Than America (1996年)
  • Before After (2005年)
  • Naked as Advertised (2008年)

ライブ・アルバム

  • How Live Is (1999年)
  • Live at Scala, London (2006年)
  • Live From Metropolis Studios (2013年)
  • Live at the Jazz Cafe, 2015 (2015年)

コンピレーション・アルバム

  • Heaven 17 (1982年)
  • 『エンドレス - ノン・ストップ・メガミックス・ヒッツ!』 - Endless (1986年)
  • The Best of Heaven 17 (1992年)
  • 高揚〜ベスト・オブ・ヘヴン17』 - Higher and Higher – The Best of Heaven 17 (1993年)
  • 16 Classic Tracks (1996年)
  • Heaven 17 (2000年)
  • We Blame Love (2001年)
  • Heaven 17 (2005年)
  • Greatest Hits (2006年)
  • So80s Presents Heaven 17 (2011年)
  • Play To Win: The Very Best Of Heaven 17 (2012年)
  • Another Big Idea (1996-2015) (2020年)

脚注

  1. ^ ヘブン17」の表記もある。

外部リンク


「Heaven 17」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Heaven 17」の関連用語

Heaven 17のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Heaven 17のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヘヴン17 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS