HANAKO (プロレスラー)とは? わかりやすく解説

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HANAKO (プロレスラー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 21:32 UTC 版)

HANAKO
2025.04.18 撮影
プロフィール
リングネーム HANAKO
本名 上田華子
ニックネーム 伸びしろ摩天楼
181cmのワンダータワー
現役女子レスラー最長身
身長 181cm
体重 80kg
誕生日 (2000-09-14) 2000年9月14日(24歳)
出身地 京都府
所属 スターダム
スポーツ歴 水泳
学生プロレス
デビュー 2023年3月25日
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HANAKO(ハナコ、2000年9月14日 - )は、日本女性プロレスラー京都府出身。スターダム所属。血液型O型。

来歴

中学生時代は吹奏楽部、高校生時代ではバレーボール部に在籍していたが、マネージャー中心の活動だった[1]。プロレスを初めて生で観たのは、高校時代にかつてプロレス好きだった母親に誘われ、当時母親の職場の同じプロレス好きの人と一緒に観た地元のイベント『京都カス野郎プロレス』[1][2]。その後他の団体も見るようになり、いとこが通っていた立命館大学大学祭に行って学生プロレスというものを知る[1]。ただこのようにプロレス好きだったものの、高校生時代まで実質運動経験は無く、レスラーになろうという考えも無かったという[2]

日本大学農学部に進学し [3]インカレの学生プロレスサークルに入る。最初はここでもマネージャーなど裏方をやるつもりで試合をする気は無かったが、先輩たちの姿を見ているうちに自分もリングに立ちたくなり、周りも勧めてきたこともあってその後リングに立ち始め、学生プロレスで活動していた[1]。その際、サークルの先輩からもらったリングネームは世羅りさの名前をもじったもの[1]であったため、世羅とのシングルマッチがプロミネンスにて実現し、同プロモーションに継続参戦していたことがある[4]

大学4年生の時には就職活動をして、食品業界の企業から内定をもらっていたが、学生時代だけでプロレスを終わりにしたくないと思うようになり、一度きりの人生だからと本職のプロレスラーになることを決意する[1]

2023年1月31日にスターダムのプロテストを受験し合格[5]。デビューが決定した。本人はプロレスラーデビューが決まったことについて「親は(企業から)内定もらった時より喜んでいた」と話している[1]

3月25日、横浜武道館でのNEW BLOOD Premiumにてレディ・Cと組んで舞華&ひめか組との一戦でプロデビュー。結果はひめかのJPコースターの前に敗れた[6]。試合後にひめかからJPコースターの継承を提案され、ひめかの引退後に使用するようになる[6]

4月2日、後楽園ホールにて朱里と組んで出場したタッグマッチで朱里が勝利したことでプロ初勝利を納める[7]

7月2日、横浜武道館での6人タッグマッチにて同期のさくらあやを下し、自力初勝利を掴んだものの[8]、フィニッシャーのJPコースターが崩れてしまったことをTwitter上で悔やんだ[9]

2024年7月7日に行われた後楽園ホール大会にて、8月にアメリカ遠征を行うことが発表された[10]

エピソード

  • 本人は、子供の頃から背が高く、小学生時代は5年生の時以外、学年で一番高かったと話している。ただ中学・高校時代は高身長をいじられたことが嫌でコンプレックスになってしまったという[2]
  • デビュー戦でのレディ・Cとのタッグは新旧日本現役女子プロレスラー最長身タッグとなった[11]
  • プロミネンスにてシングルマッチで対戦した世羅りさによると、当時まだ学生レスラーだったHANAKOはなかなかの強心臓で「全く遠慮がなく、こっちが驚いた」とのこと。一方で、プロミネンスのメンバーは当時のHANAKOに技術的なアドバイスもしていたという[1]
  • マイクアピールやバックステージなどでは関西弁を話す。

得意技

アルゼンチン・バックブリーカー
JPコースター
アルゼンチン・バックブリーカーの体勢で相手を両肩に担ぎ上げ、相手の下半身を押し上げると同時に自ら、開脚式シットダウンで相手を前方へ投げ落とし、顔面からマットに叩きつける変形フェイスバスター。同じ技を使用していたひめかから継承した[1]
白鷺
スタンディング肩固め。中邑真輔から伝授された。
ビッグブーツ
クローズライン

タイトル歴

スターダム

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i "身長181センチの新人女子レスラー「デカいだけじゃない選手になりたい」 日本現役最長身・HANAKOの"まさに大器"な可能性". Number Web. 文藝春秋. 2023年12月16日. 2023年12月17日閲覧
  2. ^ a b c 【週末は女子プロレス♯142】181cmの現役最長身は「誇りです」 学生時代は吹奏楽部、運動経験なしの23歳がプロレスラーになったワケ”. ENCOUNT (2024年2月24日). 2024年2月25日閲覧。
  3. ^ 【スターダム】HANAKO 日大先輩の仙女・橋本千紘狩りへ気合「米を愛する気持ちも、プロレス愛も負けない!」”. 東京スポーツ (2024年11月30日). 2024年11月30日閲覧。
  4. ^ “世羅りさvsフェラりさ”奇跡のシングルマッチが実現!プロを目指す178cmの女子学生プロレスラーがデスマッチ団体へ継続参戦決定!”. バトル・ニュース. 2023年8月29日閲覧。
  5. ^ スターダムから181cmの学生プロレス出身レスラーがデビューへ!練習生3名がリング上で挨拶”. バトル・ニュース. 2023年8月29日閲覧。
  6. ^ a b 181cmの国内最長身女子レスラーがデビュー!直後に引退する先輩から技を継承しベルトへ挑戦表明!”. バトル・ニュース. 2023年8月29日閲覧。
  7. ^ 2023年4月2日 『REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023』”. スターダム✪STARDOM. 2023年8月29日閲覧。
  8. ^ 2023年7月2日 『STARDOM MidSummer Champions 2023〜真夏の王者たち〜』”. スターダム✪STARDOM. 2023年8月29日閲覧。
  9. ^ https://twitter.com/hanako_stardom/status/1675506227080740864”. X (formerly Twitter). 2023年8月29日閲覧。
  10. ^ https://x.com/wwr_stardom/status/1809782787454750903”. X (formerly Twitter). 2024年7月7日閲覧。
  11. ^ スターダム“新星”HANAKOがレディ・Cと358センチコンビ結成!新旧の最長身合体で舞ひめと初陣!/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年8月29日). 2023年8月29日閲覧。

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