シフトレバー
変速機の段位を切り替えるためのレバー。チェンジレバーやセレクトレバーということもある。FR車用のMTは、操作ロッドがシフトレバーに直接連結されているものが多いので、エンジンの振動がダイレクトに伝わり、変速機の騒音がシフトレバーやノブから室内に放射される問題がある。対策としてレバーをシャフトとパイプの2重構造として、その間に防振ゴムを入れたり、ノブを同様に2重構造とするが、剛性感も必要である。FF車は、ロッド式よりワイヤケーブル式が多いためFR車よりも振動が緩和されるが、それでも連結部分にゴムブッシュを入れている。AT車でも同様の音と振動対策を行っている。
セレクターレバー
ATのシフトレバーをいう。フロアシフトとコラムシフト(ハンドルコラム横にシフトレバーがある)が一般的だったが、フロアシフトの操作感とコラムシフトの前席間ウオークスルー性、双方のよさを考慮したインパネシフトも採用される。フロアシフトは、ストレート式(前後方向に直線的に動かす)、ゲート式(前後方向と左右方向にゲートに従い動かす)がある。ストレート式は、グリップの押しボタンを押すと、例えばN→Rレンジへシフトできるが、ゲート式ではボタンを押すことなくゲート段差分だけ動かせばよく、操作性はよい。Dレンジ横に+を設け、手動操作でシフトアップとダウンができる方式もある。
「gearshift lever」の例文・使い方・用例・文例
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