GTX 470、GTX 480
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:35 UTC 版)
「NVIDIA GeForce」の記事における「GTX 470、GTX 480」の解説
2010年3月27日(米国時間)発表。NVIDIAのGPUとして初めてDirectX 11に対応した。その構造は、CUDAコアを32基、超越関数ユニット(SFU)やキャッシュ、テクスチャマッピングユニット(TMU)を4基、頂点処理エンジン(PolyMorph Engine、いわゆるテッセレーター)が1基で、Streaming Multi-Processor(SM)という最小構成単位を形作り、SMが4基集まってGraphics Processing Cluster(GPC)というミニGPUを構成している。GF100は4基のGPCでクラスタ化された構造を持ち、クアッドコア的な構成となっている。GF100のフルスペックなCUDAコアは512基であり、GTX 470、GTX 480の両方で歩留まり向上の為に一部のCUDAコアが無効化されている。本来はこの世代で倍精度演算が大幅に強化される予定であったが、予定の1/4の性能にとどまっている(ただしこれでも前世代のGeforceを多少上回っている)。今後発売予定のTeslaでは計画通りの性能を発揮できるようになる予定である。
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