FileSystemProxy.ReadAllBytes メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FileSystemProxy.ReadAllBytes メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

テキスト ファイルの内容をバイト配列として返します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.MyServices
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function ReadAllBytes ( _
    file As String _
) As Byte()

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FileSystemProxy
Dim file As String
Dim returnValue As Byte()

returnValue = instance.ReadAllBytes(file)

C#

public byte[] ReadAllBytes (
    string file
)

C++

public:
array<unsigned char>^ ReadAllBytes (
    String^ file
)

J#

public byte[] ReadAllBytes (
    String file
)

JScript

public function ReadAllBytes (
    file : String
) : byte[]

パラメータ

file

String。読み込むファイル。必須。

戻り値
ファイルの内容を保持する Byte 配列。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「My.Computer.FileSystem.ReadAllBytes メソッド」を参照してください。

My.Computer.FileSystem オブジェクトの ReadAllBytes メソッドを使用して、バイナリ ファイルの内容を読み込むことができます。ファイルの内容はバイト配列として返されます。

ファイルの内容を、ファイル名に基づいて判断しないでください。たとえば、Form1.vb という名前のファイルは、Visual Basic のソース ファイルではありません。アプリケーションでデータを使用する前にすべての入力を確認します。

My.Computer.FileSystem.ReadAllBytes メソッドを使ったタスクの例を次の表に示します。

目的	参照項目
バイナリ ファイルから読み取る。	方法 : Visual Basic でバイナリ ファイルを読み取る

使用例

この例では、ファイル C:/Documents and Settings/selfportrait.jpg からデータを読み込んでいます。

Visual Basic

My.Computer.FileSystem.ReadAllBytes _
("C:/Documents and Settings/selfportrait.jpg")

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
FileSystemProxy クラス
FileSystemProxy メンバ
Microsoft.VisualBasic.MyServices 名前空間
ReadAllBytes
その他の技術情報
My.Computer.FileSystem.ReadAllBytes メソッド
My.Computer.FileSystem オブジェクト
Visual Basic でのファイルの読み取り