FileLogTraceListener.BaseFileName プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FileLogTraceListener.BaseFileName プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ログ ファイルの基本名を取得または設定します。ログ ファイルの完全名を生成するときに使用されます。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.Logging
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property BaseFileName As
 String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FileLogTraceListener
Dim value As String

value = instance.BaseFileName

instance.BaseFileName = value

C#

public string BaseFileName { get;
 set; }

C++

public:
property String^ BaseFileName {
    String^ get ();
    void set (String^ value);
}

J#

/** @property */
public String get_BaseFileName ()

/** @property */
public void set_BaseFileName (String value)

JScript

public function get BaseFileName
 () : String

public function set BaseFileName
 (value : String)

プロパティ値
String。ログ ファイルの基本名。既定では、アプリケーションの製品名になります。

解説

BaseFileName プロパティは、FileLogTraceListener クラスによって出力されるログ ファイルの基本名を決定します。

FullLogFileName プロパティは、現在のログ ファイルの完全名を表します。この名前は、ログのパス、基本名、日付、およびログのバージョンを識別する番号に基づいて生成されます。新しいログ ファイルは必要に応じて作成されます。

ログ ファイルの完全名は path\baseName[-dateStamp][-iteration].log という形式で命名されます。

• path の部分は、Location プロパティのほか、(このプロパティ値が Custom に設定されている場合は) CustomLocation プロパティによって決定されます。

• baseName の部分は、BaseFileName プロパティによって指定された基本的なログ名になります。

• dateStamp の部分は、LogFileCreationSchedule が Daily または Weekly の場合に、"YYYY-MM-DD" 形式で表記されます。

• 同じ baseName および dateStamp を持つ複数のログ ファイルが必要となった場合は、そのファイル名に加えて、iteration の部分に正の Integer が入ります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
FileLogTraceListener クラス
FileLogTraceListener メンバ
Microsoft.VisualBasic.Logging 名前空間
FullLogFileName
Location
Custom
LogFileCreationSchedule