FFM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:03 UTC 版)
31中防より建造を開始するのにあたって新設された艦種。これに先立つ25大綱において、情報収集・警戒監視任務の増大に対応するため、護衛隊群に所属しない護衛隊(いわゆる「10番台護衛隊」)の増勢が打ち出されていたが、この期間には旧式化した護衛艦4隻の退役も見込まれていたことから、これを補いつつ増強を実現するため、「多様な任務への対応能力の向上と船体のコンパクト化を両立させた新型艦艇」が計画されたものであった。22隻建造予定。 検討段階では、艦種記号はDDやDEなどが取り沙汰されていたが、同型は10番台護衛隊の護衛艦の後継であるとともに、対機雷戦能力も導入されたことから、諸外国で同程度サイズの艦艇に付与される「FF」(フリゲート)に加え、機雷の「Mine」や多機能性を意味する「Multi-purpose」から「M」を明記して、新たな艦種記号であるFFMを付与することになった。 艦級一覧 もがみ型(30/01/02/03/04FFM)(1隻就役中、3隻艤装中、2隻建造中、4隻予算化)
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