F-Zug客車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 03:09 UTC 版)
「ラインゴルト (列車)」の記事における「F-Zug客車」の解説
ドイツ連邦鉄道(西ドイツ国鉄)は1951年から、1937年から39年にかけて製造された優等列車用客車の再生プログラムを始めた。同年夏ダイヤ改正からラインゴルト急行(F 164/163)にはこうして再生された一二三等合造車と荷物車が用いられた。客車の全長はこのころのドイツの優等列車の標準である21.25mであり、青色に塗装されていた。 1952年に運行を開始したライン・プファイル(F 10/9, 後のラインゴルト急行、ラインゴルト)にも同様に再生された一二等客車が用いられた。ただし食堂車のみは国際寝台車会社所属のものであった。ドイツ寝台車・食堂車会社(DSG, 旧ミトローパの西ドイツ側)の食堂車は、ミュンヘン方面への編成(F22/21, 後のラインプファイル)にマインツ - ミュンヘン間でのみ連結された。ラインゴルトの食堂車がDSGのものになったのは1955年以降である。 1956年の二等級制移行後は、ラインゴルトの客車は戦後製の一等車(全長26.4m)となった。
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