ヘルクレス座イータ星とは? わかりやすく解説

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ヘルクレス座イータ星

(Eta Herculis から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 08:00 UTC 版)

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ヘルクレス座η星
η Herculis
星座 ヘルクレス座
見かけの等級 (mv) 3.48[1]
(3.47 - 3.61[2]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  16h 42m 53.7650947s[3]
赤緯 (Dec, δ) +38° 55′ 20.112868″[3]
視線速度 (Rv) 8.27 km/s[3]
固有運動 (μ) 赤経: 35.41 ミリ秒/[3]
赤緯: -85.30 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 30.02 ± 0.11ミリ秒[3]
(誤差0.4%)
距離 108.6 ± 0.4 光年[注 1]
(33.3 ± 0.1 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 0.75[4]
ヘルクレス座η星の位置(丸印)
物理的性質
半径 9.2 R[5][注 2]
質量 2.41 M[4]
表面重力 0.63 G[4][注 3]
自転速度 2.2 km/s[6]
スペクトル分類 G8 III-IV[1]
光度 50 L[4]
表面温度 5,045 K[4]
色指数 (B-V) 0.916[1]
色指数 (V-I) 0.89[1]
金属量[Fe/H] -0.15[4]
年齢 6.3 ×108[4]
他のカタログでの名称
ヘルクレス座44番星, BD-39 3029, FK5 626, GJ 636, HD 150997, HIP 81833, HR 6220, IRC +40287, SAO 65504[3]
Template (ノート 解説) ■Project

ヘルクレス座η星(ヘルクレスざイータせい、η Herculis、η Her)は、ヘルクレス座にある3等星である。ヒッパルコス衛星が観測した年周視差に基づいて、地球からの距離を計算すると、約109光年となる[3]

特徴

ヘルクレス座η星の視等級は3.48に止まるが、ヘルクレスの胴にあたる「かなめ石」というアステリズムを形作る4つの恒星の内、北西の角に当たり(他は、ヘルクレス座ζ星、ε星、π星)、みつけやすい恒星である[7]

ヘルクレス座η星は、G型巨星で、スペクトル型はG8 III-IVとされる[1]質量太陽の2.4倍、半径太陽の9.2倍、光度太陽の50倍と推定される[4][5]。ヘルクレス座η星は、明るさが0.14等級変化したとする報告があり、変光星の可能性がある候補天体として記録されている[8][2]

ヘルクレス座η星は、1714年エドモンド・ハリーが発見した北天で最も目立つ球状星団M13の北約2.5度に位置し、M13から最も近くに見える肉眼等級の恒星である[9][10]。M13は、ヘルクレス座η星とヘルクレス座ζ星を結ぶ線上にみつけることができ、M13を探す目印となる恒星である[7]

ヘルクレス座η星は、シュトルーベによって二重星であると指摘され、西におよそ2離れた位置にある12等星が「伴星」とされたが、100年余りの観測で、両者の離角が急速に大きくなり、物理的に結びついているとは考えられなくなっている[11][7]

脚注

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 出典の視直径2.58ミリ秒と、年周視差から計算。
  3. ^ 出典での表記は、 16h 42m 53.7650947s, +38° 55′ 20.112868″




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