ERD
読み方:イーアールディー
別名:実体関連図,E-R図,ER図,ERダイアグラム
ERDとは、データの構造や関係を記述するための構造モデルであるE-Rモデルを記述するための表記方法のことである。
E-Rモデルでは、個々の事象を「エンティティ」(実体)と呼び、事象の特性や状態を「アトリビュート」(属性)、事象同士の関係を「リレーションシップ」(関連)と呼ぶ。ERDではエンティティを四角形で表現し、エンティティの属性を楕円、エンティティ同士の関係性をひし形で表現する。エンティティを直線で結び、その間にリレーションシップを記述することによって、それぞれの事象の状態や関係が一目で把握できるようになっている。エンティティは一対一にも一対多にも対応することができる。
ERDは1970年代にピーター・チェン(Peter Chen)によって提唱された。その後形式が発展し、「IE表記法」や「IDEF1X」などの表記法が考案されている。ERDの構造はリレーショナルデータベース(RDB)の設計を表現するのに適しているため、構造設計などで頻繁に利用されている。
参照リンク
Dr. Peter Chen at Louisiana State University - (英文)
ERD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/05 18:12 UTC 版)
- 有効リム直径(英: Effective Rim Diameter) - 自転車やオートバイなどの車輪に用いられるリム (機械)の有効直径。
- 実体関連図(英: Entity-relationship Diagram) - 実体関連モデルを参照。
- 弾性反跳検出解析 (英: Elastic recoil detection)のこと。
- システム修復ディスク (英: Emergency repair disk)のこと。
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