ET2形(ЭТ2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 02:35 UTC 版)
「ソ連運輸省ER2T形電車」の記事における「ET2形(ЭТ2)」の解説
ソビエト連邦の崩壊後の1993年から、ロシア連邦のトルジョーク車両工場(ロシア語版)で製造が行われた電車。初期の車両は座席の形状以外ER2T形とほぼ同型であったが、1999年2月に製造された6両編成のET2L形(ЭТ2Л)は優等車両や半室ビュッフェを組み込み、内装もテーブル付きの柔らかい座席を備えている。また同年から2010年にかけて製造されたET2M形(ЭТ2М)は傾斜や前照灯など前面部の形状が変更されている他、1998年から1999年にかけてはER2R形やER2T形とも編成を組むことができる増結用先頭車であるET2R形(ЭТ2Р)も製造された。 一方、1999年にはVVVFインバータ制御など各種の新技術を搭載した試作車であるET2A形(ЭТ2А)が製造され、各種の試験運転が実施された。量産には至らなかったものの、そこで得られたデータの一部はET2M形の設計に活かされている。 ET2L形 ET2M形 ET2A形 ET2R形(先頭車)
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