EROS II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 21:27 UTC 版)
たて座γ星の名前は、恒星自身の特徴とは別の面でよく知られている。フランスのMACHO探索計画EROS (Expérience de Recherche d'Objets Sombres) チームは、第2期の観測 (EROS II) として、ラ・シヤ天文台のMARLY望遠鏡を使い、銀河系の銀河面に沿ってバルジからは外れた領域の、特に恒星の密度が高い銀河の渦状腕の接線方向で、重力マイクロレンズ(英語版)現象を監視した。観測領域は広い銀緯を網羅すべく4方向29区画あったが、その中で最もバルジに近い、たて・みなみじゅうじ腕の接線方向は、その領域の中心近くにたて座γ星があることから、たて座γ領域と呼ばれる。
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