Don Braggとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Don Braggの意味・解説 

ドン・ブラッグ

(Don Bragg から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 10:00 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
獲得メダル

ドン・ブラッグ
陸上競技
アメリカ合衆国
オリンピック
1960 ローマ 棒高跳
パンアメリカン競技大会
1959 シカゴ 棒高跳

ドン・ブラッグ(Don Bragg、1935年5月15日 - 2019年2月16日)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州セイラム郡ペンズグローヴ出身の陸上競技選手。1960年ローマオリンピックの金メダリストである。

経歴

ブラッグは、1950年代後半に活躍した棒高跳の選手である。19歳で4m60を跳び、1955年の全米大学選手権で優勝を果たしていたが、1956年メルボルンオリンピックにはけがのため出場することはできなかった。1957年から4年連続全米室内選手権を制し、1959年には屋外の全米選手権、パンアメリカン競技大会も優勝しこの時代を代表する棒高跳の選手へと成長する。そして、1960年のローマオリンピックの直前の7月2日に、カリフォルニア州パロアルトで4m80の世界新記録を樹立。オリンピックでも4m70で金メダルを獲得した。

ところで、当時は、棒高跳で使用するポールの材質が金属からグラスファイバーへと移行しつつある時代であった。1960年7月2日に樹立した4m80の世界新記録は金属ポールで樹立した世界記録である。ブラッグの100kgの体重に耐え切れず、日常的にポールが壊れるといった悩みを持っていた。ローマオリンピックでもグラスファイバー製のポールを使用する選手はいたが、オリンピック後ポールの材質は急速にグラスファイバーへと変わってゆき、1964年東京オリンピックでは出場者全員がグラスファイバー製ポールをするようになった。

ブラッグは、跳躍のときにターザンをまねたような独特の叫び声をあげていたことで注目を浴びた。

2019年2月16日、パーキンソン病糖尿病脳卒中といった合併症のためカリフォルニア州オークレーの自宅で死去。83歳没[1]

主な実績

大会 場所 種目 結果 記録
1959 パンアメリカン競技大会 シカゴ(アメリカ合衆国) 棒高跳 1位 4m62
1960 オリンピック ローマ(イタリア) 棒高跳 1位 4m70

脚注

外部リンク


「Don Bragg」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Don Bragg」の関連用語

Don Braggのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Don Braggのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのドン・ブラッグ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS