DirectoryEntry.Dispose

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

DirectoryEntry.Dispose メソッド

DirectoryEntry オブジェクトによって使用されているリソースを解放します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
DirectoryEntry.Dispose ()	Component によって使用されているすべてのリソースを解放します。
DirectoryEntry.Dispose (Boolean)	DirectoryEntry で使用されているリソース (メモリを除く) を解放します。

参照

関連項目

DirectoryEntry クラス
DirectoryEntry メンバ
System.DirectoryServices 名前空間

DirectoryEntry.Dispose メソッド (Boolean)

DirectoryEntry で使用されているリソース (メモリを除く) を解放します。

名前空間: System.DirectoryServices
アセンブリ: System.DirectoryServices (system.directoryservices.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Overrides Sub
 Dispose ( _
    disposing As Boolean _
)

Visual Basic (使用法)

Dim disposing As Boolean

Me.Dispose(disposing)

C#

protected override void Dispose (
    bool disposing
)

C++

protected:
virtual void Dispose (
    bool disposing
) override

J#

protected void Dispose (
    boolean disposing
)

JScript

protected override function Dispose (
    disposing : boolean
)

パラメータ

disposing

マネージ リソースとアンマネージ リソースの両方を解放する場合は true。アンマネージ リソースだけを解放する場合は false。

解説

このメソッドは、パブリック メソッド Dispose と Finalize メソッドによって呼び出されます。Dispose は、disposing パラメータに true を設定して、プロテクト メソッド Dispose を呼び出します。Finalize は、disposing に false を設定して、Dispose を呼び出します。

disposing パラメータが true の場合、このメソッドは、この DirectoryEntry オブジェクトから参照されるすべてのマネージ オブジェクトが保持しているリソースをすべて解放します。このメソッドは、参照される各オブジェクトの Dispose メソッドを呼び出します。

Dispose メソッドおよび Finalize メソッドの詳細については、「Finalize メソッドのオーバーライド」を参照してください。

継承時の注意 Dispose は、他のオブジェクトから複数回呼び出すことができます。Dispose をオーバーライドする場合は、以前に Dispose を呼び出したときに破棄されたオブジェクトを参照しないように注意する必要があります。Dispose の実装方法の詳細については、「Dispose メソッドの実装」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
DirectoryEntry クラス
DirectoryEntry メンバ
System.DirectoryServices 名前空間
Dispose