DUMP, DDT, DEBUG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 08:37 UTC 版)
「16進ダンプ」の記事における「DUMP, DDT, DEBUG」の解説
初期のパーソナルコンピュータで使用されていた8ビットオペレーティングシステムCP/Mでは、標準のDUMPプログラムは、行頭に16進数オフセット、末尾に各バイトに相当するASCII文字を表示し、1行16バイトで表示した。印刷可能なASCII文字の範囲(20 - 7E)外のバイトは、視覚的な位置合わせのためピリオド"."として表示された。これと同じフォーマットは、CP/Mの標準デバッガDDTでDコマンドを呼び出してメモリを表示する際にも使用されていた。DOSデバッガDEBUGなどでは、DUMPのフォーマットを継承したが、全体の幅を変えずに8バイト目と9バイト目の間のスペースをダッシュに変更した。 この表記法は、DR-DOS、MS-DOS、OS/2、MS-Windowsなどの、CP/Mから直接または間接的に派生したオペレーティングシステムで保持されている。Linuxシステムでは、hexcatコマンドがこの古典的な出力フォーマットを生成することができる。このフォーマットを採用する主な理由は、標準の80文字幅の画面やプリンターに最大量のデータを収めることができる一方で、視覚的に読みやすく流し読みしやすいことである。 1234:0000: 57 69 6B 69 70 65 64 69 61 2C 20 74 68 65 20 66 Wikipedia, the f1234:0010: 72 65 65 20 65 6E 63 79 63 6C 6F 70 65 64 69 61 ree encyclopedia1234:0020: 20 74 68 61 74 20 61 6E 79 6F 6E 65 20 63 61 6E that anyone can1234:0030: 20 65 64 69 74 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 edit...........
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