DS-4 / ST-4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/11 16:54 UTC 版)
「シャンポリオン (探査機)」の記事における「DS-4 / ST-4」の解説
シャンポリオンはNASAのニュー・ミレニアム計画のもとでディープ・スペース4号 / スペース・テクノロジー4号 (Deep Space 4 / Space Technology 4) として復活し、再びNASAとCNESの共同プロジェクトとなった。このバージョンではシャンポリオンはオービターとランダーからなる単独のプロジェクトで、純粋な科学目的というより、新技術の工学実証にいくぶん焦点が移されていた。 1999年3月の時点で、2003年4月の打上げ、2006年にテンペル第1彗星への接近をベースとしていた。 ランダーは高さ約1.5m、重量約160kgで、彗星から50kmの高度から自動航行して彗星にアンカーを打つことになっていた。計画していたペイロードには以下のような装置が含まれていた。 CHARGE - ガスクロマトグラフィー/質量分析器 CIRCLE - カメラ/顕微鏡/赤外分光器 CIVA - パノラマ・カメラ CPPP - 彗星表面に送り出される物理特性探査機 (physical properties probes) SATMドリル機構 ガンマ線スペクトロメータ(英語版)/中性子スペクトロメータ オービターはカメラと粉塵モニターを搭載することになっていた。 スペース・テクノロジー4号は1999年後半にサンプルリターンを行わない単体の宇宙機へスケールダウンされ、1999年7月1日に予算的な制限から計画全体が中止となった。
※この「DS-4 / ST-4」の解説は、「シャンポリオン (探査機)」の解説の一部です。
「DS-4 / ST-4」を含む「シャンポリオン (探査機)」の記事については、「シャンポリオン (探査機)」の概要を参照ください。
- DS-4 / ST-4のページへのリンク