DNS cache poisoningとは? わかりやすく解説

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ディーエヌエス‐キャッシュポイズニング【DNSキャッシュポイズニング】


DNSキャッシュポイズニング

読み方ディーエヌエスキャッシュポイズニング
別名:DNSポイズニング
【英】DNS cache poisoning, DNS poisoning

DNSキャッシュポイズニングとは、DNSDomain Name System)においてドメインIPアドレス対応づける役割果たしているDNSサーバ情報故意書き換える手法のことである。

DNSサーバは、ドメインIPアドレス変換した際、次回から高速変換が行えるようにキャッシュ保存しておく。DNSキャッシュポイズニングでは、このキャッシュ任意の情報上書きされることにより、あるドメインが本来対応するIPアドレスではない、別のIPアドレスに対応づけられてしまう。

DNSキャッシュポイズニングに侵されると、URL正確に入力したユーザー否応なく別のWebサイト接続されてしまうようになる。そのWebサイトスパイウェアダウンロードさせるサイトだったり、そのドメインを持つ本来のWebサイト装ったサイトであったりする。

DNSキャッシュポイズニングはファーミングpharming)と呼ばれるネット詐欺の手法の一つとして知られている。ファーミングは、あるWebサイトアクセスようとしたユーザーをそれと気づかせないまま偽サイト接続させ、フィッシングのように個人情報クレジットカード番号などを盗み取ろうとするものである


参照リンク
フィッシング・ファーミング詐欺 「ドメインの乗っ取り」 - (PDF形式
セキュリティのほかの用語一覧
ネットワーク犯罪:  アドウェア  ウォーダイヤリング  Cybercrime Convention  DNSキャッシュポイズニング  FaaS  ハイテク犯罪  ハイテク犯罪対策室


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