Cloudflareによる8chan追放
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 23:30 UTC 版)
「8chan」の記事における「Cloudflareによる8chan追放」の解説
2019年8月5日、8chanはオフラインとなる。理由として、3・4日にテキサス州エルパソとオハイオ州デイトンで発生した無差別乱射事件のうち、エルパソの事件の容疑者が8chanで犯行予告の声明を出していたため、CDNサービスを手がけるCloudflareが8chanへのサービスを打ち切ったことが原因である。 Cloudflareは、かねてから言論の自由を支持し、物議を醸すウェブサイトにもサービスを提供することで、しばしば批判を浴びてきたが、自主的なサービスの打ち切りは、ネオナチサイト・Daily Stormerへのサービス停止と同様、きわめて例外的な対応であった。 同社CEOのマシュー・プリンスは、8chan追放の理由について次のように述べている。 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}理論的根拠は単純なことです。彼らは自身を無法者と認めており、その無法ぶりが多くの悲惨な死を招いたからだ。8chanが、差別主義者コミュニティーの抑制を拒否したことが法律の文面には違反していなかったとしても、その精神に反することを喜び、はしゃぐ環境を作り出した。8chanは繰り返し、自らヘイトの肥溜めであることを証明した。〔……〕私たちは非難されるべきコンテンツを不本意ながらも容認していますが、悲劇的な出来事を直接的に刺激し、意図的に無法であることを示したプラットフォームは一線を画しています。8chanはその一線を越えました。したがって、8chanは今後、私たちのサービスを利用することができなくなります。 またブレンナンも銃乱射事件を受けて「8chanは世界にとってネガティブな存在だった。過去に戻って、8chanを作らないことを選べるなら、たぶんそうするだろう」という声明を発表した。
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