キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーションとは、データ通信に用いられる複数の周波数帯域を同時に使用することで、通信の高速化や安定性の向上を実現する技術である。LTEアドバンストの主要技術として導入されている。
キャリアアグリゲーションが実現されることによって、複数の周波数帯域をあたかもひとつの広帯域であるかのように扱うことができるようになる。この周波数帯域の同時使用は「電波を束ねる」と表現されることも多い。複数の帯域幅の複数の搬送波を同時に使用することで、データ伝送の高速化(大容量化)が実現される。それと共に、複数の帯域が相補う形でデータ伝送を行う構成によって、電波状況に左右されにくい安定した通信が可能となる。
NTTドコモは2015年3月に、「プレミアム4G」の名称で、キャリアアグリゲーションを含むLTEアドバンストの通信サービスを開始している。
キャリアアグリゲーション
(Carrier Aggregation から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 11:48 UTC 版)
キャリア アグリゲーション (Carrier aggregation)は、複数の搬送波を束ねて通信を行う無線通信の技術。複数の周波数帯を同時に使って1つの伝送路と見なし送受信することにより、各データの伝送時間が短縮され、結果として高速化を図る[1]。
- 1 キャリアアグリゲーションとは
- 2 キャリアアグリゲーションの概要
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