Calcium silicateとは? わかりやすく解説

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けい酸カルシウム


けい酸ジカルシウム


ケイ酸カルシウム

(Calcium silicate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 07:57 UTC 版)

ケイ酸カルシウム
識別情報
CAS登録番号 1344-95-2 , 111811-33-7 hydrate , 12168-85-3 calcium oxide 
PubChem 1494144154858 hydrate25523 calcium oxide
ChemSpider 14235 
23811 calcium oxide 
UNII S4255P4G5M 
EC番号 235-336-9
E番号 E552 (pH調整剤、固化防止剤)
KEGG D03309 
MeSH Calcium+silicate
特性
化学式 Ca2O4Si
モル質量 172.24 g mol−1
外観 White crystals
密度 0.29 g/cm3 (solid)[1]
融点

1540 °C, 1813 K, 2804 °F

への溶解度 0.01% (20 °C)[1]
熱化学
標準生成熱 ΔfHo −1630 kJ·mol−1[2]
標準モルエントロピー So 84 J·mol−1·K−1[2]
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 1401
主な危険性 刺激性
NFPA 704
0
2
0
引火点 該当なし
許容曝露限界 TWA 15 mg/m3 (total) TWA 5 mg/m3 (resp)[1]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ケイ酸カルシウム英語Calcium silicate)とは、ケイ酸塩類の一種であり、酸化カルシウム二酸化ケイ素などが様々な割合で結合した組成物の総称である[3]。略称としてケイカルなどが知られる。石灰石珪藻土などから得られ、健康に害は見られないため食品添加物として認められている。低仮比重で、吸湿性に優れる。肥料などに使われるほか、防火性にも優れ、煉瓦断熱材、屋根瓦としても使われる。

化学組成例

窯業分野で、ケイ酸二石灰(

  • スラグ:鉄などを生産する時に出る残留物に、ケイ酸カルシウムが多く含まれるため、重金属など有害な物質が無い場合は、肥料などに活用されている。
  • 耐火建築物
  • バーミキュライト


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