クレスタ
西洋の紋章の頂に輝<飾り、を意味するスペイン語。英語のcrest(鳥のとさか、冠毛、兜の前立て、たてがみなどの意味)と同義語。初代は1980年3月に発売、4代目マークⅡとの双生児車だったが、それよりも7か月早くデビューした。
マークⅡ、チェイサー、クレスタ3兄弟のうちでは世に出るのがもっとも遅かったが、初代モデルで新世代の直6・SOHC・1G-EUエンジンをマークⅡ、チェイサーよりも早く積んでの登場だった。ハードウェアはほかの2車と同じ。
マークⅡがオーソドックス、チェイサーが若々しくスポーティに対して、クレスタはエレガントがテーマ。その後、マークⅡが5代目、チェイサーが3代目となった84年8月から、共通コンポーネントを使いながら、同じ時期のモデルチェンジを行い、依然ラグジュアリー志向のクルマとしての地位を保持していたが、2000年10月のマークⅡだけのモデルチェンジで、自然消滅したかたちになった。
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