CR柿沼1号【CRカキヌマ1ゴウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7816号 |
登録年月日 | 2000年 3月 29日 | |
農林水産植物の種類 | はくさい | |
登録品種の名称及びその読み | CR柿沼1号 よみ:CRカキヌマ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 4月 1日 | |
品種登録者の名称 | 柿沼昭博 | |
品種登録者の住所 | 群馬県邑楽郡明和町江口238番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柿沼昭博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「赤羽白菜」,「新理想」,「筑波錦」及び「はくさい中間母本農1~5号」を育種素材として育成されたものであり,球内の着色程度が濃く,かなり晩生の根こぶ病抵抗性育種素材として利用できる品種である。草姿及び子葉の大きさは中,はい軸の色は黄緑,色素は無である。葉形は長,葉先の形はやや平,葉の大きさは中,色は緑,色素は無,毛じは中,葉縁の波うちは多,切れ込みは中,葉面の凹凸はやや少である。結球性は結球,結球葉数は中,形はⅢ型,球高は大,球径及び球重は中,かぶりはやや深,中肋の長さは中,幅はやや細,球内の着色程度は濃,芯頂部の形はⅤ型,球のしまり及び在ほ性は中,早晩性はかなり晩,根こぶ病抵抗性はかなり強である。「CR隆徳」と比較して,葉形が長であること,葉縁の波うちが多いこと,球のしまりがゆるいこと等で,「CR新黄」と比較して,葉形が長であること,葉縁の波うちが多いこと,結球の形がⅢ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に群馬県結城市のほ場において「赤羽白菜」,「新理想」,「筑波錦」及び野菜・茶業試験場育成の「はくさい中間母本農1~5号」の各選抜系統を混植し,その自然交雑種子の中から球内部が黄色で根こぶ病抵抗性を有するものを選抜,以後,群馬県邑楽町において固定を図りながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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