CE型 (926cc)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 00:31 UTC 版)
「ダイハツ・CB型エンジン」の記事における「CE型 (926cc)」の解説
CE型は1984年11月にモータースポーツグループB専用車両として200台限定で販売された、シャレード・926ターボ専用のエンジンである。CB50型ターボエンジンをベースに、当時のFIA及びJAFの排気量規定に則り、過給係数1.4を掛けられた際に1300cc以下クラスへ出場できるように、内径を73.4mmにボアダウンしている。最大出力は76ps/5500rpm。 1985年の第26回東京モーターショウには、CE型をベースにDOHC12バルブ化し、シャレードの車体に横置きミッドシップ搭載したコンセプトカーのシャレード・デ・トマソ926Rも発表された。926Rのエンジンは最高出力はグロス120psとされ、C系列エンジン史上最も高出力なものとなったが、市販はされないまま終わった。 CE型もシャレードのごく一部での採用に終わったが、1000cc以下クラスでのホットハッチというコンセプト自体は、ストーリアX4のJC-DET型や、ブーンX4のKJ-VET型に受け継がれている。
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