C型小惑星とは? わかりやすく解説

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シーがた‐しょうわくせい〔‐セウワクセイ〕【C型小惑星】

読み方:しーがたしょうわくせい

太陽系小惑星のうち、炭素質のもの。炭素質コンドライトという隕石とほぼ同じ組成をもち、観測される小惑星の約4分の3占める。小惑星スペクトルにより、ほかにS型小惑星M型小惑星分類される


C型小惑星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/27 05:01 UTC 版)

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C型小惑星マティルド

C型小惑星( - がたしょうわくせい、英: C-type asteroid)は、炭素系の物質を主成分とする小惑星であり、既知の小惑星の約75パーセントがC型小惑星である。「C」は英語で炭素質を意味する形容詞「Carbonaceous」に由来する。C型小惑星は主に太陽から2.7天文単位(約4億キロメートル)以上離れた軌道を周回している。

アルベドが0.03前後という非常に暗い外観をしており、炭素の含有量が高い炭素質コンドライト隕石と類似した特徴を有している。太陽とほとんど同じ元素組成を持っているが、C型小惑星には水素ヘリウム、その他の揮発性物質は含まれていない。

反射スペクトルは、2.5ミクロンまでの可視・近赤外域ではほぼ平坦であるものの、紫外域では暗くなる。含水鉱物に由来する3ミクロン帯での吸収を示すものもある。

C型小惑星は、さらに以下のように細かく分類される。

代表的なC型小惑星

関連項目



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