BMW・Z8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 20:54 UTC 版)
BMW Z8 E52 |
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フロント
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内装
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リア
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概要 | |
販売期間 | 2000年-2003年 |
ボディ | |
乗車定員 | 2 |
ボディタイプ | 2ドアロードスター |
駆動方式 | RWD |
パワートレイン | |
エンジン | 4.9L S62 V8、4.8L M62 V8 (アルピナバージョン) |
最高出力 | 294kW(400PS)/6,600rpm |
最大トルク | 500N·m/3,800rpm |
変速機 | 6速マニュアル、5速オートマチックトランスミッション(アルピナバージョン) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,504mm |
全長 | 4,399mm |
全幅 | 1,829mm |
全高 | 1,318mm |
Z8(ズィー・エイト、ツェット・アハト)は、ドイツの自動車メーカーBMWが2000年から2003年まで製造・販売していたオープンカー(ロードスター)である。コードネーム(モデルコード)は、E52。
概要
コンセプトモデル「Z07」の量産型として1999年に発表、日本では2000年5月に発売された。アメリカでの価格は12万8,000ドル、日本での価格は1,660万円(最終モデル)。
1956年から1959年まで生産されていた507をモチーフとし、南カリフォルニアのデザインセンターにおいてデザインされた。アストンマーティン・DB9やヴァンテージのデザインを手がけ、後に電気自動車(EV)メーカーを立ち上げたヘンリック・フィスカーの出世作でもある。
シャシとボディはオールアルミニウム製。スペースフレームはディンゴルフィング工場で生産され、ミュンヘン工場で手作業で組み立てられた。V型8気筒エンジンはBMW Mが製造したもので、E39型M5に搭載されていたものと同一である。トランスミッションは6速MTで、左ハンドル仕様のみの設定である。生産台数は5,703台で、約半数がアメリカ合衆国に輸出された。
2003年、アルピナによるアルピナ・ロードスターV8が発売され、555台が生産された。MT車のみの通常モデルに対し、5速ATのみに変更された。大部分がアメリカで販売された。
その他
- 1999年公開の映画『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』にてボンドカーとして使用された[1]。また、ガービッジによる同作主題歌のミュージックビデオにも登場している。
脚注
注釈
出典
- ^ “007最新作のボンドカーは「BMW Z8」”. webCG. (1999年4月8日) 2021年12月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- BMW Japan公式ウェブサイト
BMW・Z8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:13 UTC 版)
装備は遠隔操作装置(キーホルダーに操作装置がある)、小型ミサイルなど。劇中ではミサイルでヘリコプターを一機撃墜したが、その後すぐ別のヘリコプターに吊された大型チェーンソーで真っ二つにされる、最も気の毒な使われ方のボンドカー。真っ二つに切断された車は、精巧に作られた張りぼて。なお、この頃BMW社がローバーの経営から撤退したことが災いし、経営状況が一時的に悪化。タイアップ契約を延長しなかったことから、この作品以降BMWは使用されなくなった。ちなみに撮影当時Z8の生産が間に合わなかったため、撮影にはシボレー・コルベットにZ8のボディをかぶせた物だった。
※この「BMW・Z8」の解説は、「ボンドカー」の解説の一部です。
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