BMW・アンドレッティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 09:57 UTC 版)
「アレクサンダー・シムズ」の記事における「BMW・アンドレッティ」の解説
2016-17年のシーズンにおいて、BMWとの技術上の提携を開始したアンドレッティ・オートスポーツが搭載するパワートレインであるATEC-02の開発にシムズは関与しており、リザーブドライバーの役割も担っていた。次のシーズンでもシムズはテストドライバーとして開発を担当し、レギュラードライバーに起用されたトム・ブロンクビストとシートを共有することも検討されていたものの、これは実現しなかった。 2018年9月、アンドレッティをフルワークス化したBMWは2018-19年シーズンの体制発表を行い、ドライバーとしてアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに加えて、新たにシムズを起用することを発表した。第2戦マラケシュではダ・コスタとトップ争いを展開したが、25周目に両者は接触、ダ・コスタはリタイアし、シムズ自身も4位に終わった。最終戦ニューヨークでは初のポールポジションと表彰台(2位)を記録した。 翌シーズンもシムズはチームに残留したが、チームメイトはDS・テチーターに移籍したダ・コスタに代わって、ドラゴン・レーシングから起用されたマクシミリアン・ギュンターとなった。開幕二戦が行われたディルイーヤでは連続してポールポジションを獲得し、第2戦では首位を譲らずにフォーミュラEでの初優勝を達成した。第4戦メキシコシティでも5位に入り、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って選手権が一時中断された時点ではランキング3位に位置していた。しかし、代替戦として8月に6戦が連続して開催されたベルリンでのレースを通じて、シムズは二度の入賞にとどまり、最終的にシーズンを13位で終えた。
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