Android アプリの利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:40 UTC 版)
「Microsoft Windows 11」の記事における「Android アプリの利用」の解説
「Windows Subsystem for Linux」および「Microsoft Windows 10 Mobile」も参照 新しいWindows Subsystem for Android (WSA) とAndroid Open Source Project(AOSP)を使用して、AndroidアプリをWindows デバイスにインストールして実行できるようになった。Windows 11では、Microsoft Store内のAmazon アプリストアからAndroidアプリをコンピューターにインストールできるようになる。この機能を利用するには、Microsoft アカウント、Amazonアカウント、またWindows Amazon Appstoreのインストールが必要となる。またユーザーは、APKファイルを使用して、様々なソースからAndroidアプリをインストールできる。 2021年10月5日のWindows 11公開当時はAndroidアプリの実行機能は追加されていなかったが、Androidの利用に関する更新時にWindows 11に実行機能を付加するとみられるマイクロソフト製のアプリ「Windows Subsystem for Android」のページが既にMicrosoft Storeに存在することが判明している。 2021年10月20日には、Windows Insider Programのベータチャネルを通して、米国在住のWindows Insiderを対象としたAndroid実行機能の提供が試験的に開始された。利用には「Windows Subsystem for Android」と「Amazon Appstore」のインストールが必要となる。「Windows Subsystem for Android」はHyper-V上でLinuxカーネル、AOSP(Android Open Source Project)ベースのAndroid 11を動作させる。インテルと協力して開発された「インテル・ブリッジ・テクノロジー」によって、ARM版アプリであっても、Intel CoreやAMD Ryzenといった一般的なパソコンのCPUでも動作させられるようになった。正式公開までにテストは数か月間続くとみられている。 なお、Windowsにおいて、Androidアプリを活用しようとするシステムの構想はWindows 10時代より「Windows Bridge for Android / iOS」(ただしAndroid版は開発中止)が存在していた。
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