スパイアプリ
スパイアプリ
スパイアプリとは、スマートフォン向けのモバイルアプリのうち、ユーザーに気づかれないようにして情報の窃取を行う機能をもったアプリの総称である。主にAndroid向けのモバイルアプリで問題視される。
スパイアプリの挙動はアプリケーションにより多種多様であるが、アドレス帳やメールの内容、アプリの利用状況、GPS情報などを、バックエンドでサーバーに送信する、といった挙動を取るものが典型的とされる。
Androidの公式なアプリケーションストア「Google Play」(旧Androidマーケット)は、Appleが監視するiPhoneのアプリケーションストア「App Store」ほど厳格な承認の手続きがなく、スパイアプリをはじめとする悪意をもったアプリが紛れ込みやすいとされる。リパッケージによる不当なアプリも多いという。
また、悪意あるツールとしてのスパイアプリの他に、ユーザー側からスパイウェア同然の機能であると見なされる場合もある。例として「カレログ」などが挙げられる。
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