An-14M
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「An-28 (航空機)」の記事における「An-14M」の解説
1960年代初頭、An-14が完成すると早速そのジェット化に対する試みが開始された。いくつかの機体が計画されたのち、十分なエンジンを得て完成した最初のジェット型An-14がAn-14M(Ан-14М)であった。 エンジンは、An-14のイーフチェンコ製レシプロエンジンAI-14RFにかえて640馬力のOMKB マールス製ターボプロップエンジンGTD-550ASが搭載された。胴体と主翼は延長され、胴体左舷には乗降用扉が設けられた。また、降着装置は完全引込み式のものに改められた。 An-14Mは、機体番号:SSSR-1968(СССР-1968)と書かれた1機が製造された。初飛行は1968年4月30日に実施された。その後、機体各部の修正を経て2機目の試作機#SSSR-19681が完成した。この機体には、より強力なTVD-850 エンジンが搭載されていた。#SSSR-19681は1969年9月にキエフで初飛行し、その後1973年からはモスクワで各種試験に入った。
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