AGM-88E 先進対電波源誘導ミサイル
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「アライアント・テックシステムズ」の記事における「AGM-88E 先進対電波源誘導ミサイル」の解説
AGM-88E 先進対電波源誘導ミサイル (AARGM) は AGM-88 高速対電波源ミサイル(HARM)の機能向上版であり、アメリカとイタリアの共同開発の成果である。生産は ATK が請け負い、2013年9月には100基目の AARGM をアメリカ海軍に納入した。まず F/A-18C/D、F/A-18E/F、EA-18G、トーネードECR に装備され、今後は F-35 にも装備される予定である。AGM-88E の開発は(近年の兵器開発では珍しく)スケジュール通りに進み、予算を超過することもなかった。 2014年8月にアメリカ海軍は ATK との間で AARGM の全規模生産契約を締結した。この契約には、ATK がアメリカ空軍とイタリア空軍に空中で回収可能な訓練用模擬弾を供給するという内容も含まれていた。これは AARGM に関して ATK が勝ち取った3つ目の契約で、9,620万ドル相当であった。
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