AGM-78B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/17 02:22 UTC 版)
「AGM-78 (ミサイル)」の記事における「AGM-78B」の解説
AGM-78BはスタンダードARMで最も重要なバージョンであり、アメリカ空軍のF-4Gワイルド・ウィーゼルで広く使われていた。 1969年に、AGM-78B(別名:STARM Mod 1)と呼ばれる改善されたモデルが生産された。これは、任務の前にシーカーを選ぶ必要がなく、より多くの広い種類の目標に対してミサイルを使用することを可能にしたブロード・バンドシーカーを特徴とした。簡単な記憶回路も備えられ、たとえレーダーがシャット・ダウンされたとしてもレーダーの方向を記憶し、一旦ロックオンしてしまえば、ミサイルが目標に向かうことを可能にした。以前のARMは、目標を見失うと正しいコースから外れて命中しなかった。その結果、レーダーのオン/オフを切り替えることがミサイル部隊の標準的な戦術になった。 若干の初期のAGM-78A-1は、新しい記憶回路とシーカーで更新され、AGM-78A-4に指定された。また、AGM-78Bの訓練弾が、ATM-78Bとして作成された。 AGM-78B: ブロードバンド・シーカー、記憶回路装備機関: Mk-27 Mod 4 ATM-78B: 訓練用AGM-78B機関: Mk-27 Mod 2/3
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