915病院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 21:32 UTC 版)
詳細は「915病院」を参照 915病院の正式名称は朝鮮労働党915連絡所であり、915研究所とも呼ばれる。名称どおり工作員と教官、招待所に暮す拉致された外国人のための病院であるとともに、麻薬や覚醒剤の製造も行っている。 915病院の麻薬製造部門には250名が従事している。北朝鮮咸鏡南道長津郡と赴戦郡の一帯には、阿片の原料となるケシの大規模な農園があるが『白桔梗農園』と偽っている。ケシの汁は1次加工され阿片として915病院研究所に送られ、ヘロインなどへ2次加工される。 麻薬は。二重のビニールパックに入れられた粉末や注射器、直径5mm程度の錠剤などの製品になる。工作員は、阿片を痛み止めなどに使用しており、また、阿片が一般市民へも流れることがある。915病院では、このほかに拉致に使用する強力な麻酔薬も製造している。麻酔薬は、おしぼりのようなビニール袋の中に入れられている。 915病院で製造された麻薬や覚醒剤は、日本、東南アジア、中東、ラテンアメリカへ工作船により運ばれて、外貨やココム製品、武器と交換される。 日本の暴力団との関係も指摘されている(覚醒剤の流通の項も参照のこと)。
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