8590系の田園都市線への一時的な転用
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「東急8090系電車」の記事における「8590系の田園都市線への一時的な転用」の解説
1997年(平成9年)3月25日の東横線ダイヤ改正に伴う運用減により、8694Fと8695Fが田園都市線に転属した。8694Fは8695Fから2両を組み込んで8M2Tの10両編成とし、同年8月21日から営業を開始した。この際には半蔵門線へも乗り入れ、8590系では初の地下鉄乗り入れとなった。6両編成となった8695Fは予備車となり、営業運転は一度も行われなかった。 また、2001年(平成13年)3月28日に東横線ダイヤ改正に伴う運用減により、8693Fが田園都市線に転属した。同編成は4両を8695Fに提供して予備車となり、営業運転は行われなかった。一方、10両編成となった8695Fは同年5月25日から運行を開始し、約3年半ぶりの営業運転復帰となった。なお、田園都市線は2003年から東武線への直通運転を開始したが、本系列は撤退まで東武への直通列車には用いられなかった(先頭車の前面に東武線に入線しない編成であることを示すKマークを貼付していた)。 2003年(平成15年)、田園都市線への5000系投入に伴い8693F - 8695Fが1997年までと同様の8両編成3本に組み替えられ、東横線に復帰し、2004年(平成16年)2月1日、ようやく当初の計画通りにみなとみらい線への直通運転を開始した。
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